二人の皇女-2

ちなみに
妄想のの発端は
苦手な学園ラブコメを練習してみようと
短編を考えていたのですが

なぜかこんなお話に

・・・

 
 継承の石

 継承の石の前には、巫女達が控えており、皆頭を垂れていた。
 巫女達の任務はこの石の管理と、石による力の継承である。

 帝国の皇族や貴族達は、代々この継承の石を使い、神々の力を振いながら、帝国を収めて来たのだった。

 そして
 その賢者の石の前に立つのは
 労働とは無縁の白いほっそりした肢体と、腰まで伸ばした薄い銀色の長い髪の清楚な貴族然とした少女である。
 言わずと知れた、皇女セリアである 

 継承の石について、実物を見る機会は実は少ない。
 いや、原石は意外に、その辺に転がっているのだが、継承の儀に使えるように調律されて、魔力を注ぎ込まれた物は神殿の奥にしかなく。
 貴族や皇族にとっても、自分の継承の儀式か、他人の継承の儀式に立ちあうくらいしか、これを見る機会は無いのだった。

 そして、自分の継承の儀に手、皇女セリアが継承の間で見た物は、継承の石にまつわるうわさとは、似ても似つかぬものだった。

 そこにあるのは、光の塊、何かの幾何学模様のような光の格子の真ん中にある、何かだった。
 「セリア様に石が反応しております。」
 巫女の頭がそう言った。
 

 セリアが促されるままに、それに、触ると、幼いころに死別した母の記憶が溢れて来た。
 いや、母親だけではない。
 今だ見た事のない父や、祖父、祖母などの記憶がかすかに流れ込んで来る。
 さらに、さかのぼり、多くの祖先の記憶が断片的に頭に広がる。

 大半は、つまらない、痴話喧嘩と不倫と、悪徳な趣味の繰り返しの歴史でしかなかったが、少女には少し刺激的でもあった。

 もっとも、遠く遠く先には、神話の時代の記憶が見え隠れもしたのだが。

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2011-07-21 : 雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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