戦争の世紀(traveller)(1-1)

オリジナルという訳でもありませんが

某TRPGを元にした妄想小説を書いてしまいました
設定は公式に準拠してますが
兵器の体系は妄想です

「ふむ、作戦名はオペレーション・ラグナロックと行くか。」
 帝都より派遣された若い皇族は、
犬の頭の執事に皇帝よりの命令書を
ひらひらさせながら言った。

「ラグナロックとは
ソロマニ人の神話でしたかな。」
傍に控えていた
ガッシーダ星域総督はめんどくさそうに言った。


「連中の古典小説での、
最終作戦名だ、
何でも、
銀河帝国の帝位を簒奪した金髪の美少年が、
宿敵を倒す為に立てた作戦だそうだ。」

「殿下は、
ソロマニの文学作品のファンでございますから。」
犬頭のヴァーグル人の執事が
恭しく言った。

「そいつは、
ようございました。」

「そういや、
連中、
船に惑星攻撃用の粒子ビーム砲を積み始めたんだって。」
「愚かな事です。粒子ビームは加速機が損傷すれば使い物にならない愚かな兵器です。」
ヴァグル人の執事は笑った。

「なんでも、
船体の中央に加速機を取り付けているとか。」
「船体が壊れやすそうだ。」

アジッタ星系、
ヴィラニ帝国の前線基地のある星系で、
地球連邦軍は何度もこの星系に侵攻を
繰り返していたが、
モニター艦と
惑星防衛用の中間子砲により撃退されていた。

中間子砲、
粒子加速ビーム砲の強化版で、
すべての物質を透過する
中間子を撃ち出し

敵の装甲の内部で中間子を衝突させ
大エネルギーを放出し
装甲防衛システムの内部から破壊する
恐るべき攻撃システムである

反射衛星砲などというシステムを使わずとも
惑星の反対側の敵すら破壊出来るシステムで
死角は無い。

ただし、
中間子を移動目標に当てるのは
高度な演算システム、
超高性能未来予測スーパコンピュターが
必要であり

中間子を打ち出す為のエネルギープラントは
極めて巨大になる。

艦船に積むのは難しいと言われている。

その、
帝国の中間子砲座が焼き払われていた。

地球連邦大型戦艦の艦橋で
ライザ提督は一息をついていた。

アジッタの帝国防衛システムを破壊するのは
地球連邦アルファケンタウリ連合の悲願だったのだ。

粒子ビーム搭載戦艦
この新兵器の登場により
アジッタのモニター艦を撃破した
地球人艦隊は地上の対艦砲座を撃破することに
成功した

戦艦の横には
地球軍の打撃巡洋艦やミサイルボート
空母艦が隊列を組んでいた。

そこへ
小型の偵察巻がジャンプアウトする

「バーナード星系を通過して
帝国艦隊が地球を目指して侵攻していると!!」

現在の超光速航法システムである
ジャンプドライブは
大量の燃料水素を必要とし
その補充はガスジャイアントで行われるのがふつうである

赤色巨星であるバーナード星系には
ガスジャイアントが無く
艦隊が通過する事はほぼ不可能とされていたのだ

「帝国軍は巨大な移動式燃料プラントを星系に配置、
信じられない巨大戦艦群でコア星域を進攻しています。」

「全砲門開け。」
ヴィラニ皇族率いる帝国艦隊は
アルファケンタウリより出撃した
迎撃艦隊をつるべ打ちにしていた

小さな惑星ほどもある巨大戦艦より
所狭しと撃ちだされる
核ミサイルが
ソロマニ人の巡洋艦を破壊していく

一隻の巡洋艦が特攻をかけてくるが
帝国の大型巡洋艦が前面に出る

「なんだあの巡洋艦は。」
「識別データベースにはありません。」
「重巡洋艦ではないのか。」

「巡洋艦に大型粒子ビーム砲だと、
馬鹿な!!」

帝国の大型巡洋艦は
惑星破壊用の粒子ビームを
地球軍のの巡洋艦に打ち込む

巡洋艦の装甲は紙のように撃ち抜かれ
真っ二つになって破壊された。

「残念、
粒子ビーム砲搭載艦は帝国にもあるんだなあ。」
帝国の何番目かの皇子は艦橋でくつろぎながら言った。

「目標はソロマニ人の戦艦ですな。」
「うちは皇族のなかでも、
超末席だからな、
蛮族相手にちょっとでも戦果をあげておかないと、
時期皇位争奪戦で埒が上がらんからな。」

「ソロマニ人は生かさず殺さずが、
接触当時よりの、
帝国の方針ですからな。」

「射的の目標が無くなると、
辺境総督の点数稼ぎ相手がなくなるからな。
今回も適当に撃って破壊して帰るだけだ。」

「ソロマニの主力艦隊です。」
「おう、
クライマックスの始まりだ。」

「ライザ提督。」
ジャンプアウトした
戦艦の艦橋に
帝国の超大型戦艦が映し出される
「巨大戦艦だな、
皇族がいるのか。
官僚どもめ、
予算を削ることばかり考えよって。」
「大型戦艦の必要性を何度説明しても、
予算が無いの一点張りだったからな。」

地球連邦艦隊は壊滅したが
帝国の大攻勢命令艦隊に痛打を浴びせることに成功する

多数の補助艦艇
巡洋艦を失った帝国軍は
ガッシーダ本星に帰還する

なお
史実にこの作戦のでの地球連邦艦隊の
指揮官の帰還は確認されていない

虎の子の戦艦を失った
地球連邦はより大型の戦艦の建造を着手し始めたのだった

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2011-08-17 : オリジナル小説 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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