新世界より

さて
新世界よりの原作を読み終えました

いわゆる
デストピア物といいますか
強力なPKを持つ新人類が支配する
現代の文明崩壊後の社会を
ひたすらに、考証を繰り返して構築する
そう言った類のSFでした


さて
こういうある前提条件の元に
人間の社会がどう変わってしまうのかというテーマは
SFでは昔から多く存在します

いわゆる
封建社会と現代人とでは
考え方がまるで違うように

技術とか環境が変われば
社会の常識は簡単に覆ってしまうものですが

その覆った社会をいかに物語として見せるのかが
こういう作品の醍醐味なわけです

当然
人によれば
主人公達の行動が全く理解できない
または
承認できない場合もあるでしょう

実際
今作でも最後に提示された
新人類と旧人類の関係は
かなり非道な関係にあることがわかりますが

一つ言えるとすれば
主人公たちが人間だと認識できれば
読み手は共感できるわけです

まあ
結局すべては空想と妄想の産物であり
無意味と断ずることができる訳ですから
なまじ
リアルに感じるところに
SFとしてセンスオブワンダーを感じる訳です

一言でいうと
ああ、あるある、絶対ある
と読み手が思わせればSFとしては勝ちなわけですね

まあ
本作的には
思いたくないけど
絶対こうなるな
とでも言いますか

いわゆる
ホラー要素とでもいますか

まあ
個人的に注目するべきは
能力者がいたとして
その能力のコントロールを社会としてどうやるかという
考察の部分と
業魔という
無意識のPKが環境に与える影響が
悪夢を現実化させるという考えですかね

創作世界においても
力と世界との均衡点というのは重要で
力のコントロールというのは重要課題なわけです
まして
人間の心というもっとも不安定な要素をコントロールする事は
至難の業と言えます

何しろ
現代でも
核戦争物でも
頭のおかしい将校の暴走とかで起きるなどというのは
よくあるネタです

結局
強大な力を他人が持つということは
最大の恐怖なわけです
いや
なんでそんな結論になるのかわかりませんが



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